梅雨空の7月1日の夜に守門・赤土区で森林整備説明会を開きました。この地区はもともと新潟県農林公社や県行造林の植林地がある集落で木の素性もいいところです。そんなことから「森林経営計画」を作成させていただき、間伐事業に有利な補助事業も利用しながら森林の整備を推進しようということで話を進めてきました。

　当日は県の南魚沼地域振興局林業振興課の担当や市の農林課担当、そして当組合の3名が出向いて各々の立場で説明を行い、集落の皆様に協力をお願いしました。県や市からは補助金の内容や現在の国・県・市の政策などの動きなどについて説明し、理解を求めました。

　今年度の利用間伐実施面積は12ヘクタール、木材の搬出作業道を1,500ｍ開設する予定です。各地権者がまとまって団地化をし、施業を集約化させることで施業コストの低減を図り、森林所有者の皆様にできるだけ材から出た収益を還元したいと考えています。

　区長さんをはじめご同意をいただきましたので、お盆過ぎには着手できる運びとなりました。これからも行政と連携して森林整備に努めてまいります。